【読書】「動じないで生きる」矢作直樹先生の若さの秘訣は?

動じないで生きる・矢作直樹

読書の記録。矢作先生の本を久しぶりに読んでみた。

先生の本は、数年前に図書館で何冊か借りた記憶があるけど、どの本だったっけ?

借りた本の履歴がわかれば便利なのになぁ。と思って調べてみると、

個人の趣味、思想が容易に判断できる個人情報を必要以上に持つべきでないという理由で、本を返却した時にデータを削除しているとのこと。

別に趣味とかバレてもどうでもいいんだけどな〜残念。

 

矢作先生のことは数年前にこの動画で知った。で、気になったのは話の内容もだけど・・・若さにビックリ。到底57歳には見えない。

 

動じないで生きる

「動じないで生きる」求めず、期待せず、依存せず、気にせず

追われる人生から、自分でコントロールする人生に変えると、ストレスが確実に減るという内容。

 

本の内容【気になった箇所】

  • 「中今(なかいま)」を大切にする。今の自分にだけ集中する。集中するものがない人は、呼吸、歩く、運動、料理など、意図的に体を動かすことに集中してみる。集中力が磨かれ、過去にとらわれないようになる。
  • 生かされていることに感謝する。生きるのではなく生かされてる。大自然に身を置くと実感できる。
  • 「人は老化する」は思い込み。この思い込みを潜在意識から外す。身体が求めているものを五感を研ぎ澄まして気遣い、身体に感謝する。
  • 人が人を救うことはできない。自分でやってきたこと、学んできたことからしか修正できない。本当の意味での救いは「その人の魂がもつ課題の解消」
  • 求めない姿勢が大事。何とかしようともがけばもがくほど、ゴールから離れる。

並木良和さんも動画で同じようなこと(執着)について仰ってた。

 

  • 他人と完全に分かり合えることはない。期待したり深い理解を求めようとしない。他人に求めないとストレスが消える。
  • 一緒にいるのがつらいと感じたら、早々に縁を切る(恩師や家族でも。ビジネスなど利害関係がある場合は別)
  • いい人をやめるコツ→人の脳内断捨離 自分がありのままの態度をとると、すごく怒りそうな人や嫌悪な雰囲気になりそうだと思う人から接触を減らす。
  • 怒りは病気をよぶ。自分で「ああ自分は怒ってるなぁ」と客観視して怒りの外し方を決めておく。(運動・ショッピングなど自分の好きなことで)
  • 人間はそのときの気分で口に出す内容が変わり、視点がかわる。それをわかっていると狼狽えずに済む。
  • 自分のエネルギーを常日頃から高めておくと相手に丁寧な対応ができ、相手も丁寧に対応するようになる。不測の事態があっても狼狽えずに済むようになる。
  • 人の評価には普遍的な価値はない。すぐに変わり、消えるもの。つまり振り回されて本質を見失った自分だけが残る。
  • ありのままの自分でいること。無用なほどの気遣いなどいらない。(最低限のマナーは必要)
  • 好感度を保とうと頑張らない。”好感度なんて、いわば砂上の楼閣 です”

砂上の楼閣ってなに?私バカ?

基礎がしっかりしてなくて

崩れやすい物事のたとえダヨ

かしこいんかーい。ありがとう

 

  • 褒められたことや嬉しかったことを手放す。過去に執着しない。経験値に執着するとろくなことがない。ドーパミンが出続けると依存症になる。次、褒められなかった時に落胆するなどの「落差」に大抵の人は弱い。 
  • 介護の末に家族を亡くした方は、あれでよかったのかという疑問は早めに手放し、自分のケアに専念する。後悔を手放し、今を楽しむ。

(私も父を亡くした時に同じようなことを経験済み。医療ミスじゃないの?という思いからしばらく抜け出せなかったけど、悔やんでも何ひとつ良いことがない。早く忘れて今を楽しんだほうが自分&周りのためにもよい)

  • 未知に触れることで宝物を掘り当てたかのような感動に出会えることがある
  • 周囲を気にせず、「自分はどうしたいのか?」と問いかけ、出てきた答えが一番ピュアな状態
  • 年をとるほど好奇心を大切に。ゆるくて広いスタンスが必要

 

まとめ(矢作先生の若さの秘訣を勝手に考察)

  • 粗食
  • 自転車や登山がご趣味。美術と農業にもご興味があるそうで好奇心旺盛。
  • 救命医としての使命感からあふれるパワー(現在はご退任)
  • 「人は老化する」と思い込まず、身体が求めているものを五感を研ぎ澄まして気遣い、身体に感謝する。
  • 動じない心の持ちかた

などが、若さの秘訣なのではと思った。

他人に振り回されず、自分軸で生きていくということが大切。この本の内容を実践すると、ストレスがかなり減って楽に生きられそう。そして若返るかも♡

何度も読み返して少しずつでも行動していきたい。