最近読んだ本がダイエットにかなり良さそうだったので、皆さまにご紹介。この本を読んでカロリー計算をするのをやめることにしました。
1985年に出版されて以来、世界で1000万部以上刊行されたロングセラー本です。
「フィット・フォー・ライフ」
ざっくり内容を言うと、
自然の法則&体のサイクルに従って、果物と野菜ベースの食事をすることで、減量はもちろんのこと、体そのものが超健康になりますよ〜!カロリー計算のダイエットなんて意味がないよ〜!
といったことが詳しく書かれています。(全500ページ以上。けっこう分厚いです…)
著者は、この食事法を開始してからわずか1ヶ月で23キロも痩せ、リバウンドもしなかったんそうです。23キロというのは何年もの間、減量目標として格闘してきた数値だそう。
1ヶ月で23キロってすごいですよね。
どのように食べたら良いかを学び、ライフスタイルを変えた結果、スルスルっと減量できたそうです。
これは試さないと!
ということで、ポイントをまとめてみました。
フィット・フォー・ライフとは?
「フィット・フォー・ライフ」の意味
「もっと健康になるための、生命と調和した生き方」といった意味。
医学の父・ヒポクラテスやピタゴラスなどの考えを背景とし、19世紀アメリカの医師たちによって作られた健康哲学「ナチュラルハイジーン」を基本にした健康法。
※ナチュラルハイジーン=直訳すると「自然健康法」。実際には「人間の体をケアし、大切に維持するための最も優れた方法」のこと。
フィット・フォー・ライフの実践は驚くほど簡単
フィット・フォー・ライフの素晴らしい点は、驚くほど簡単だということ。
この原則が理にかなっていると思えば、積極的に取り組めばいい。必要なのはその気持ちだけ。食べることに制限なく、味覚もたっぷりと楽しめる。
これこそ、私達が求めていた究極のライフスタイルといえる。
食べすぎてしまう理由
・食べ物の栄養素を吸収してくれないから
小腸の絨毛や繊条組織が、老廃物で詰まった状態だと栄養が吸収されにくい。
・加工食品など栄養のない食べ物を取っているから
栄養に飢えているので、体が「もっと食べ物を!」と警告を鳴らす。
解消するには、水分の生野菜を食べるのが一番よい。(果物もOK)
減量にカロリー計算はムダ
・カロリーは、量より質のほうがはるかに重要
加工調理で生命力が失ってしまった食べ物や誤った組み合わせの食べ物では、カロリーが少なくても、有毒で組織を詰まらせるような食べ物として体重増を助長させる。
体の構造や生理機能は、加工された食べ物を処理するように作られていないので、消化や吸収が完全に行われない。
・太る根本原因は、組織の中が毒血症になっているため
以上のような質の悪い食べ物で、有毒な残留物が形成され、体内に留まって体重が増える。その上、この有毒物質は酸性で中和するために水を溜め込むので、いっそう体重が増す。
・減量の基礎は解毒。有害な老廃物を取り除くことが大切
フィット・フォー・ライフのプログラムは、この毒性物質を取り除くこと(解毒)が基礎となっている。
フィット・フォー・ライフのプログラムで、かつてカロリー計算ダイエットで失敗した大勢の人が減量に成功している。
減量のキーポイントは、
体の有害な老廃物を取り除き、体のサイクルが効率よく機能する食べ方で痩せる。ダイエットにカロリー計算は必要ない。
「永続的な減量」は、ダイエットをやめたときに実現される。
次回は、フィット・フォー・ライフ実践編。体のサイクルが効率よく機能する食べ方や、どんな食材を取ったらよいかをご紹介します。