「攻撃されるかどうか」は、あなたが「何をするか」ではなく、あなたが「どうゆう人間に見えるか」で決まる。相手にとって、あなたが「攻撃しやすい人間」に見えているから。「相手から見て、自分がどう映るか」を変えていくと、相手の反応も変わっていく。
モラハラ対策カウンセラーJoeさんの著書。そんな自分を変える方法が書かれてあります。
この本のメソッドを実際試されて、効果がみられた方が多くいらっしゃるようですので、参考になった点を自分なりにまとめてみました。
攻撃される人の特徴は?
攻撃されるのは、相手に「有害」または「弱い」と思われているから。
相手の怒りの矢先は、あなたの人間性ではなく、関わり方に向けられる。
なので、自分の性格など変える必要はなく、関わり方(言葉や態度)を変えれば良い。
攻撃する人の特徴は?
攻撃する人は、以下の2タイプのどちらか。
- 攻撃欲が強い=八つ当たりタイプ
- 攻撃欲が強く支配欲も強い=厄介タイプ
※支配欲が強いタイプは、自分に自信がない人が多い。
攻撃されないようにするには?
「攻撃されないキャラ」づくりをする
- 本心では何を考えてるかわからないキャラづくりをする
キャラづくりのポイント
- 攻撃されなさそうな人を探してイメージする
- 女性は「エレガントな※悪人」、男性は「ダンディな悪人」を意識する(敵対的な行動を見せず、対応は常に丁寧で、自分をしっかり持つ)
※「悪人」といっても、実際悪いことをするのではなく、「悪人の心を持つ」=「こんな対応をして悪いな」と思わない心を持つということ。
相手と一定の距離を取る
必要な時だけ必要な範囲で関わるようにする。
反応や言葉を減らす
基本は沈黙。沈黙はとても攻撃しずらい行為。
発言するなら「短く、穏やかに、語尾をはっきり言い切る」
支配欲の強い厄介タイプに対しては
「得体の知れない不気味な怖さ」オーラを放つ
不気味な怖さは、支配欲の強い人がもっとも苦手とする人種。
意図的に出すのがポイント。
それでも攻撃される場合は「冷たい威圧感」
やるべき事は淡々とこなし、雰囲気だけ冷たい「冷めたオーラ」を出し、相手を引かせる。キョトン顔も効果的。
これをすると逆効果
媚びない
媚びれば媚びるほど攻撃は強くなる。
バリバリに強く見せない
かえって相手に攻撃的な印象を与え、攻撃が強まる危険性がある。
完全に無視しない。最低限に反応する
相手の予想と少しズレた反応をする。
例)相手が笑う→丁寧に微笑む程度にする。
「あれ?」と思わせると、攻撃欲がなくなる。
自分の限界を見せない(もっとも避けるべきこと)
「号泣」「落胆」「爆笑」などの感情を見せると、どの程度で感情をかき乱されるか、相手にバレてしまう。
どの変化も急激に起こさない
ゆっくり徐々に変化していくのが成功のカギ。
拠り所を見つけるのも大切
攻撃されやすい人は、「ひとつの場所や人」に依存する傾向にある人が多い。
そういった人は、拠り所(趣味や仕事で夢中になれるもの)を増やすと良い。
その拠り所が相手にバレないように、こっそり実行する(相手は目の届かない所に行くのを極度に恐れているため)
本当に大切なのは
これらのメソッドを実践して平和が訪れた、そのあと。
「相手に依存せず、単独者として生きる」という心構えが大事。
まとめ
攻撃されないためには、相手に対して、感情を見せず、関心・反応・言葉を減らし、何を考えてるかわからない不気味な怖さを醸し出すキャラづくりをする。
すぐに効果がでなくても、諦めずに継続する。とにかく継続して、少しずつゆっくりと。
いつかは状況が変わるはず。
パワハラ・モラハラ被害で悩んでいるあなたがどうか救われ、平和な日が訪れますように☆