この世には、何も食べなくても生きる人間が存在する。
こういった不食の人々は「ブレサリアン」(breatharian)と呼ばれ、プラーナという気のエネルギーを空間から取り入れて生きている。
世界にはすでに10万人以上のブレサリアンが存在し、その人口は年々増えていってるという・・・嘘のような本当の話です。
ということで、前々から気になっていた不食についてまとめてみました。
なぜブレサリアン(不食の人)が増えていってるのか?
2050年に世界の人口はおよそ100億人に達するそうです。
現在の77億人から約30%増える計算。
それだけの人口が健康に暮らせる食料を供給することは可能なのでしょうか。
対策としては、
- 食品ロスを減らす
- 肉食から植物食へ
など、いくつかありますが、それだけでは補えないようです。

不食者が増えていってるのは、世界的な食料問題、飢餓や格差などが原因なのでは?目に見えない自然な流れ(宇宙のしくみ)なのかも。
不食と断食の違いは?
【断食】
- 食べなければ生きられないという意識
- 一時的に食物の摂取を断つ
- 食べるのを我慢する
- 宗教や健康が目的。修業的
【不食】
- 食べなくても生きられるという意識
- 食べるのを我慢しない
- 努力をせず、徐々に自然と不食へ移行していく
不食のメリット
- 健康になる(免疫力・自然治癒力が高まる)
- 松果体の活性化(メラトニン・セロトニンの生成、超能力の開花など)
- 性格が穏やかになる
- 排泄頻度が減る
- 睡眠時間が短くなる(時間を有効に使える)
- 食事に関する時間(メニューを考える、買い出し、調理、食事)が不要になる(時間を有効に使える)。
- 食費や調理器具などが不要になり節約になる。
- 災害時に食べ物がなくても焦らずに済む。
不食のデメリット
- 家族や周囲の人に心配される。(医療検査を受け、正常であることを証明し、安心させることが大切)
- 暇になる(やりたい事や集中したい事がなければ、時間が余りすぎて、暇すぎる毎日になるかも)
あと、不食者が増えていけば、
農家、食品会社や料理店など、食べ物に関わる職業が徐々になくなっていく流れになるでしょう。

う〜ん、これはどうなんでしょうね。これらの職業の人が、他の仕事に移行できればいいのですが。現時点では予測がつきませんね。
世界の不食実践者
①ジャスムヒーンさん(オーストラリア人)
不食の第一人者として世界的な活動を続けている。
1993年(26年前)から、ほとんど食事をとらず、光のエネルギー(プラーナ)だけで生きている。
②プララド・ジャニさん(インドのヨガ聖者)
1929年生まれ。11歳の時に神秘体験をして以来(70年間以上)、食事も水もなしで生きているという。排泄もしていないらしい。
2010年には、インド国防研究開発機構が15日間24時間体制でジャニ氏を監視し、不食を認めた。
③ヒラ・ラタン・マネクさん(インドの機械エンジニア)
インドの機械エンジニア、ヒラ・ラタン・マネク氏。1992年から断食を開始し、1995年にヒマラヤ巡礼に出かけた帰り道から不食を開始。サンゲージング(太陽光を凝視)することでエネルギーを吸収し、水分だけで生きている。
2000年に、インド医療協会の医師らによる24時間監視体制のもと、411 日間の不食生活を送った。また、2001年にはNASAの招聘を受けてアメリカへ渡り、科学者らの前で130 日間の不食生活を成功させた。

しかしですね、
実は食べていたという情報もあるんですよ。
悪天候などで太陽エネルギーが十分吸収できずに食べてしまったとのこと。
こちらのブログで詳しく書かれてます↓
https://ameblo.jp/guitar-virtuoso/entry-11464274702.html
「不食」というのは、食べなくても生きられる(食べたい時には食べてもよい)という意識なので、食べることは問題ないのですが、食べたことを否定して嘘をついていたというのがちょっといけないですね。
④ギリ・バラさん(インド行者)
12歳4ヶ月から56年以上、不食を貫いたという。
子供の時は、かなり食欲旺盛で、12歳で結婚すると、姑から大食いを嘲笑されるようになった。(え、12歳で結婚?!)
ある日、たまりかねて「もう死ぬまで食べ物に手を触れません」と、姑の前で宣言し、一人になれる場所で天に祈った。
「主よ、どうか私に食べ物でなく、あなたの光によって生きる方法をお遣わしください」
この直後、彼女はある僧侶の導きによってクリア・ヨガの一技法を習得し、食べなくても生きられるようになった。
この噂を聞きつけた富裕階級の人物が、3度に渡って彼女を自宅に招待し、各10日間ほど24時間態勢で見守ったが、彼女の食べる様子は目撃されなかった。
⑤マルタ・ロバンさん(フランス人)1902〜1981年
16歳のときに健康を害し、徐々に病状が進行して21歳のときには寝たきりとなった。
長期にわたって飲食物を摂らず、聖体を摂取するのみで生き続けたとされる。
また睡眠も取ることもなかったという。
⑥ジナイーダ・バラノワさん(ロシアの化学教師)
15年間、水すら飲まずに生きている(当時78歳)。
両親と息子を相次いで亡くし、ショックのあまり心身が衰弱。医者にも見放されたので、あらゆる治療法を片っ端から試し、ストイックな食生活に行きついた。
「内なる声」に従い、2000年に食べることを完全にやめ、その24日後には、水なしでもいけると判断した。
その後、みるみる元気になり、2003年に専門機関で検査を受けたところ、当時67歳にして身体年齢は30歳だった。
⑦ニコライ・ドルゴルーキーさん(ウクライナ人)
4年間、太陽を凝視し、裸足で地面を歩くことでエネルギーを吸収してきたという。
NASAの資金援助を受け、ペンシルベニア大学の医療チームが24時間体制で100日間観察し、彼が水と日光だけで生きていることを確認した。
彼の太陽凝視最長記録は13時間。
⑧カイ・ホーさん(イギリス出身のピザ宅配人)
幼少の頃から食べ物にあまり興味がなく、空腹を感じることもなかった。
2014年頃からヒンズー教由来の瞑想を取り入れることにより、3〜4日に1度の割合で食事を取っていたが、現在は、食べ物も飲み物も口にせず生活できるようになったそう。(口の中に感じられる苦みを消すために、ミントの葉やガムを口に含む程度)
以前患っていた肝臓病も現在は回復し、ブリザリアンとして暮らすようになってからは、人間の身体がいかにしてあらゆる病気を克服し、自然に回復するのかがわかるようになったとのこと。
常に意識はハッキリしており、これまでにないほど良い気分だそう。
しかし、体重約83キロと体が大きく、ピザ宅配員であることから、
「いや、普通にピザ食べてるでしょ」と疑う人も多いそうです。笑
https://www.thesun.co.uk/news/7944489/breatharian-eats-only-mint-months-air-survival/
THE Sunの記事より
⑨エイドリアン・ライトさん(スペイン人)
2019年4月にTV番組「レディース有吉」でブレサリアンとして紹介されたスペインの美女。
妊娠4ヶ月。2年間食事をせず、宇宙からエネルギーを得ている。元々はフルータリアン。
水やお茶、スープ、少量のパンを摂ることがある。
⑩アカヒ・リカルド&カミラ・カステロさん(アメリカ・カリフォルニアの夫婦)
夫のアカヒ・リカルド(36歳)&妻のカミラ・カステロさん(34歳)(2017現在)
5歳の息子と2歳の娘がいる。
ふたりは、2008年から9年間ほとんど物を食べず、ほぼ宇宙エネルギーで生きている。
ベジタリアン、ヴィーガン、フルータリアンと移行していき、最終的にブレサリアンとなった。
一週間に3〜4回、野菜やジュース、子供と一緒に果物をかじる程度。水もときどき飲む。たまに人との集まりなどで食べたり、果物を味わいたい時に食べるくらい。
今はもう空腹という感覚が思い出せないらしい。
人間に食べ物や水は必要ではなく、空気だけで生き延びることができると信じている。
※ブレサリアン出産も経験
カステロは、9ヶ月の妊娠期間中、ほとんど何も食べず(付き合いで5回ほど食事した)、第一子(男の子)を出産。
アカヒ・リカルドさんのフェイスブック&インスタグラム
現在はブレサリアンのワークショップなども主催しているようです。

日本の不食実践者
①長南年恵さん(明治時代の霊能者・超能力者)
20歳のころからほとんど食事をとらず、口にするものは生水程度であり、肉体的にも精神的にも少女のようであったとのこと。
②秋山佳胤さん(弁護士)
2006年にジャスムヒーンさんの21日間のプログラムに参加する。
これを機に、徐々に食事の量(1日3食→2食→1食)と質(肉・乳製品→玄米菜食→野菜・果物中心→果物→フルーツジュースだけ)を変えていき、2008年から食べ物も水も飲まないブレサリアンとなった。
ふだんは不食でも、付き合いで食べることもある。息子さんが「お寿司食べたい」というときには一緒にお寿司を楽しめるんだとか。
③森 美智代さん(鍼灸師)
21歳のとき、「脊髄小脳変性症」という難病にかかり、断食や少食、生菜食などを組みあわせた「西式甲田療法」による治療を開始。
数年にわたる断食療法や1日900キロカロリーの玄米生菜食の実践により余命宣告を受けた体は、ほぼ発病前の健康な状態に戻っていた。
甲田医師に相談しながら、自分にとってベストの食事を模索していくうちに、玄米生菜食から質と量がさらに変化していき、とうとう青汁1杯になる。
このようなプロセスの中で、心身にはさまざまな変化が起こった。
まず、頭の中がクリアになり、肌がすべすべになり、慢性頭痛や冷え性もなくなった。
睡眠時間も減り、3〜4時間も眠れば十分とのこと。
2015年には、三重県名張市に断食道場を開業。
最近は、龍体文字のワークショップの活動もされている。
④稲葉耶季さん(1943〜2018年1月)
東大卒の裁判官で、禅宗僧侶でもあった。
ヒマラヤで学校づくりに奔走した。
「食べない方が楽」という概念で、30年以上、菜食と少食を実践し、2005年には5ヶ月間の不食を体験。
⑤はせくらみゆきさん(画家・作家・雅楽歌人)
何日も食べないでも、突然食べても平気だそう。
ちなみに秋山佳胤さんや、はせくらみゆきさんは、6次元の周波数をお持ちなのだとか。
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いま龍体文字って流行ってるのかしら?
⑥榎木孝明さん(俳優)
2015年5月に、30日間の不食生活を体験する。
期間中にさまざまな変化が起きる。
- 集中力がアップし。本を読むスピードやセリフの覚えが格段に速くなった
- 感情が穏やかになった
- 睡眠が4時間に減った
- 腰痛やヒザ痛が消えた。(不食をやめて体重が5kgくらい戻った時には、腰痛とヒザ痛が再発してしまったそう)
現在は普通に食事を摂っているそうです。
不食者になる方法
何年もかけて、あせらずゆっくり目指すこと。
実際には、ベジタリアン→ヴィーガン→フルータリアン→ブレサリアン(不食)という道を辿る人が多いようです。
その過程は自然で無理がなく、心身も快調で、「気づけば不食になってる」というのが最も理想的。
リラックスし、ワクワクを感じながら行うと、プラーナを受け取りやすくなる。
まずは、不食の意味を理解すること。
たとえ1日1食が習慣となっても、多くの場合「人は食べないと死ぬ」という潜在意識の情報が残っており、潜在意識に逆らって不食をしようとすると餓死に至る。
私自身が不食人間になりたいかと言えば
「食べても食べなくてもOK」「食にとらわれず自由になれる」ってすごく魅力的ですよね。
しかし不食の人って、痩せてて華奢(きゃしゃ)な人が多い印象。
メディアが報じるのは、ごく一部の不食者なので、世界中の不食者を見てみないと何とも言えませんが…。
地球人として生まれ、お目々が付いてる以上は、やっぱり見た目も大事だと思うんですよね…皆さまはどのように思われますか?
なかには、アメリカのカミラ・カステロさんのように、ボディを美しく鍛えてる方もいらっしゃるので、そうなれるなら不食人間を目指してみたいかも。
心身がどのように変化するのか、一度体験してみたい気もします。地球環境にも良さそうですし。
その前に、まずは少食になることから始めないと。(いまは菜食にも慣れてきて、大好物だった卵や乳製品も欲することが少なくなってきたという段階ですが、なかなか量が減らせません)
もともと食べることが好きなので、私には不食は向いてないのかも。笑
まとめ
不食者に共通するのは、精神が安定し、常に幸せな気分でいられるということ。
しかし、不食の人(ブリサリアン)の中には、研究機関に認められたにも関わらず、その後、実はこっそり食事を取っていた事が判明したり、一定期間だけ不食になったりと、生涯ずっと不食を実践している人ってほんのわずかなのでは…と感じました。
しかし、不食の人が増えていってるのは間違いないようです。
私たち人間の身体には、まだまだ計り知れぬパワーが秘められているようですよ〜!
今後、「不食」が私たちの暮らしにどのような影響を与え、変化していくのか、期待したいと思います。

他人ごとかよ。お前も実践しろよ