痩せるには腸内細菌が超大切だよという話  

私事ですが、最近またデブまっしぐらの道へ進んでおります。

夏頃までフィット・フォー・ライフの食事メニューをゆる〜く実践し、体重も数キロ減ったのですが、いつの間にか好きなものを好きなときに食べる習慣がついてしまってます。

 

人間って変化する生き物ですから・・・(言い訳)

ここ数ヶ月で4キロ増。冬って太りませんか?(言い訳)

なので、そろそろダイエット再開しようと思います。(何回再開するねん)

 

で、痩せるにはカロリー計算よりも腸内細菌を大切にしたほうがいいよってことが書かれてある本を最近読んだのですね。

 

「あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた」アランナ・コリン著

 

近年増え続ける肥満やあらゆる病気の原因は、腸内微生物がカギなんだとか。

 

健康を保つには「腸が大切」って最近よく耳にしますが、

その理由が研究結果や著者の体験談などから詳しくわかる有益な本でした。

 

本書の内容に加えて、私自身が腸内細菌についてネットで調べたものをまとめてみました。

 

腸内には100兆個の微生物が存在する

私たちの体を構成しているのは、ヒトの細胞は10%のみ、残りの90 %は細菌(微生物)である。

 

ヒトの腸内には100兆個(数千種類。重さにすると1〜2kg)もの微生物が暮らしている。

 

現代病は腸内細菌叢がカギ

・この微生物の生態系(腸内細菌叢=マイクロバイオータ)が破壊されることによって、昔はなかった現代のアトピー、アレルギー、過敏性腸症候群、糖尿病などあらゆる病気や肥満が増え続けている

・腸と脳もつながっている

多くの微生物が心の病気と関係あることが明らかになっている

 

・腸と免疫系もつながっている

 免疫組織系の60%が腸にある(小腸の最終地点、盲腸、虫垂に集中している)

 

 

腸内細菌叢が破壊する原因と対策は?

腸内細菌叢が破壊する原因は、

 

・現代食(肉類、砂糖、加工食品など)の過剰摂取によるものが大きい

・抗生物質・抗菌剤の使用もNG

抗生物質は体重を増やす作用もある。

 

おそらく、自然の法則に反する人間のエゴで作られたものは良くないってことですね。

 

 

腸内細菌叢をバランス良く保つには、

・細菌のエサとなる水溶性食物繊維(植物性食品)を多く摂るとよい。

私たちの消化器系は、肉ではなく主に植物を摂取する構造になっている。

 

痩せる菌を増やそう

 

何万年と変わらなかったヒトの体型が、たった50〜60年の間に変わってしまった。

ダイエットにあらゆる努力とお金を費やしても、肥満になる人はパンデミックと呼ぶにふさわしいほと増え続けている。

 

厄介なことに、人は太ると食欲の調節が効かなくなる。(食欲を抑えるレプチンというホルモンの作用が効きにくくなる=レプチン耐性)

 

あら、踏んだり蹴ったりですね。

 

・肥満は過食と運動不足だけではない。

・遺伝子に関係するのもごくわずか。(昔も現代も遺伝子の配列は基本的に同じ)

 

では他に何が原因なのか?

これも腸内細菌叢のバランスが原因。

食生活や生活習慣が関係する。現代の食事が適していないことははっきり言える。

抗生物質も体重を増やす。(抗生物質で育った家畜を食べるのもNG)

 

太った人は、「痩せ菌」であるアッカーマンシア・ムシニフィラという細菌が少ない(食欲が増す原因)

このマッカーアンシア・ムシニフィラ細菌は、水溶性食物繊維を摂ると増える。(+オリゴ糖でさらに増える)

 

 

若返り菌もあるよ

加齢とともに増える細菌は、ウェルシュ菌、大腸菌のような腸内を腐敗させる菌。

これらの菌群の増殖を抑えるのがBifidobacterium=ビフィズス菌。(乳児の腸内において大半を占める菌で加齢とともに減少していく)

 

よって、

老化を食い止めるためには、ビフィズス菌を増やすとよい

ビフィズス菌を増やすには水溶性食物繊維+オリゴ糖。

 

水溶性食物繊維+オリゴ糖でビフィズス菌が増えるが、

アッカーマンシア(痩せ菌)の方がさらに増えるらしい。

 

もう絶対、とるとる。水溶性食物繊維+オリゴ糖♡

 

水溶性食物繊維+オリゴ糖を摂ろう

水溶性食物繊維オリゴ糖を多く含む食べ物を同時に摂ると、腸内細菌のバランスが良くなる。

発酵食品をプラスすると尚良し。

 

水溶性食物繊維を多く含む食べ物】野菜、もち麦、オートミール、胚芽米、豆類、芋類、きのこ、海藻、果物

 

【オリゴ糖を多く含む食べ物】ゴボウ、玉ねぎ、にんにく、バナナ、納豆、きなこ、ハチミツ、アスパラガス

 

 

自分のためではなく微生物のために食べる

本書の著者アランナさんは、これまでの食生活(野菜は1〜2点でほとんど食物繊維を摂っていなかった)を改め、自分のためではなく、微生物のために食べるのだと考えるようになり、少しずつ食物繊維の量を増やしていったそうです。

 

すると、アッカーマンシア(痩せ菌)やその他の細菌も大幅に増え、疲労感が軽減し、発疹も消えたそうですよ。 

 

 

まとめ

この本を読んでから、自分の腸内にいる100兆個の細菌を意識するようになりました。

私は一人ではない。100兆もの仲間がいるんだ。寂しくない・・・と。(ちょっと違う)

 

現状では、何千種といる多種多様の腸内細菌を研究するのは困難らしいので、

細菌のエサとなる水溶性食物繊維やオリゴ糖を色んな食材(なるべく自然なもの)から摂るが良いのではと思ってます。

 

 

早速、昨日から色んな種類の野菜や豆、果物などを同時に摂るようにしてるのですが、一人暮らしなので食材の買い物や保存がちょっと大変・・・。

ですが、腸が喜んでる感じなのでしばらく続けたいと思います^^

 

個人的には「この食事法が正解」というものはなく、自分に合った食事方法を見つけていくのが良いのではと思ってます。

 

私の場合、色んな食事法を試すのが好きなので、またそのうち変わるかもしれません。笑

 

 

また結果報告します。今度こそ痩せるでー♡

参考になりましたら嬉しいです。