Amazonで本を物色してる際に、タイトルに惹かれて読んでみた本のご紹介。とても有益なことが書かれてましたので、記事にしたいと思います。
「仕事と人生を激変させるなら99.9%アウトプットを先にしなさい」金川顕教著

アウトプットが大事とよく聞くけど…
インプットが先じゃないの?
と思った私。みなさんもそう思いますよね?よね?
でも読んでみて納得。
世の中で成功している人は、まず行動に移すそうです。
本書で印象に残った箇所をまとめてみました。
「1万時間の法則」はアウトプットの時間
「1万時間の法則」=何かの分野で一流になるには1万時間が必要
これはインプットではなく、アウトプットの時間を1万時間使ってこそ一流になれる。
インプットだけでは非効率
- 人間の記憶力は20分後には半分忘れてしまう。(エビングハウスの忘却曲線)
インプット=「本を読むだけ」「セミナーに行くだけ」そんな20分で忘れることにお金をかけるなんて、こんな非効率なことはない。
ちなみに、エビングハウスの忘却曲線について調べてみると…
20分後:42%忘れる
1時間後:56%忘れる
1日後:74%忘れる
1週間後:77%忘れる
1ヶ月後:79%忘れる

1日で74%も忘れるってショッキングですね。何度も復習すると記憶が定着しやすくなるようですが・・・
「PDCA」はもう古い。これからは「iOIF」
- 目標を達成するための「PDCA」= Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)Act(改善)はもう古い。Plan(計画)なんて時間のムダ。
- これからは「iOIF」=スモールインプット、アウトプット、インプット、フィードバック)
(i)最低限のインプット→ (O)すぐにアウトプット→ (I )アウトプットしながら足りない知識をインプット→ (F)フィードバック
- インプット主義の人は完璧主義(計画を立てる)が多い。まず行動(アウトプット)しながらインプットすればよい。『適当になれ』
準備を十分するより、まず始めてみて、行動しながらインプットしていく。
「話す・書く」で大切なこと
- 相手の心を動かす
相手の反応をインプットで終わらせず、アウトプットまで到達させること。
知識を使って相手の心を動かし、行動を変えさせるスキルがビジネスでは大事。
相手の心を動かすには、ストーリー(自分の体験談など)を入れる。共有・共感が大事。
- 2W1Hで伝える
人に伝える時には、
5W1H思考(who,where,when,what,why, &how = 誰が、どこで、いつ、何を、なぜ、どのように)が重要だと言われるが、
最速で結果を出すには、
2W1H(what, why, &how = 何を、なぜ、どのように)で十分。
「なぜ」というストーリーを先に説明すれば、納得した人が聞く耳をもってくれる
例:「英単語の覚え方を教えます!」といきなり言うのではなく、
「なぜ英単語を覚えると良いのか」→なぜなら単語を覚えると脳が若返るから。
具体的に説明することが大事。
話す時は「笑顔」と「いい声」
話し手が聞き手に与える影響は、
- 視覚55%
- 聴覚38%
- 言語情報7%(メラビアンの法則)
相手に話す時の印象は、笑顔と声が93%を占める。話す内容はわずか7%
読書はアウトプットを目的にする
メモに残すだけでなく、誰かに発表したり、教えたり、SNSやブログに投稿したりなど、アウトプットを目的に本を読むという逆の発想をすると、より身につく。

著者の金川さんは読書後、具体的に何をすべきか記入するto do リストをつくることもあるそうです。
アウトプットを磨くにはとにかく量
質にばかりこだわっていると、いつまでたってもアウトプットできない。
動画なら毎日100本を目標に、2W1H(what何を、whyなぜ、howどのように)
で話す。
例:蕎麦を食べたなら、なぜ蕎麦を食べたのか、どんな蕎麦だったのか。最後に、次はどんな蕎麦をどんなシチュエーションで食べたいのか
量をこなせば相手に本気度が伝わる。
情報過多の時代はブランディングがすべて
- 自分のこだわり、ポリシー、世の中に伝えたいことなどを確立し、自分のブランドとしてアウトプットする。ブランドが構築されている人こそ、必要な人脈ができ、人からの力も得やすい。
- 人脈作りは、ソーシャルメディア(SNS、ブログなど)をいかに活用するかが必要(口コミによる拡散)
ちなみに、仕事仲間とはプライベートでも仲良くするほうが良い(信頼関係ができる)
まずは簡単なことから行動する
- 能力、才能、スキルよりもまずは行動。行動ができないのは「思考」が原因。失敗できれば、次は成功につながると思って、まずは簡単なことから行動してみるのが重要。
- 悩んだらやるべき。「悩む=やりたいことだから」
※世の中の成功している人、うまくいっている人は、何事もすぐに行動に移している。
ちなみに、アウトプット関連で売れてる本⇣
「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑著
見た目は人間にとって最大のアウトプット
- 人は見た目が9割。見た目のアウトプットは即効性がある。清潔感、好感度、ファッションセンス、笑顔などでアピールする。
- 見た目というアウトプットを意識すると年収が上がる。
- 「人を見た目で判断するな」という人がいるが、残念ながら、人は見た目で判断される。

これは痛いお言葉。最近またデブってきたのでダイエット始めます!
カラダにインプットばかりしないで、アウトプットもしないと!
え?
まとめ
このほか、お金のアウトプット方法なども詳しく書かれていて、有益な情報が満載でした。
ということで、先ほど読み終わったばかりですが、早速ブログにアウトプットしてみました。やれば出来るやん^^(あとは文章力を磨かないと…)
よく考えると、私は今までインプット重視になっていました。今後はアウトプットもどんどんしていこうと思います。みなさんはどうでしょうか?
あ、この内容もすぐ復習しなきゃ忘れそう…さっそく読み返します^^