女性ホルモンのバランスを整える方法【更年期対策】

更年期の女性ホルモン活性化

只今、女性ホルモンについて勉強中です。

更年期の方やホルモンバランスを崩されてる方に、少しでもお役に立てればと思いブログにUPします。新しい情報あれば追記します。

「薬物治療に頼らず、生活習慣を見直して女性ホルモンのバランスを整える方法」です。

女性ホルモンって増やせるの?

結論から言うと、どんなに頑張っても女性ホルモンは増やすことが出来ないらしく、自然な方法では「補充する」「バランスを整える」ことが可能。

【女性ホルモンは2種】

①エストロゲン(卵胞ホルモン)=女性らしさを作る

②プロゲステロン(黄体ホルモン)=妊娠に関わる

一般的に言われてること= 更年期障害はエストロゲンの減少が主な原因

卵胞はこんなに減っていく(個人差あり)

卵胞=卵子を育てる袋。エストロゲン(女性らしさホルモン)を分泌する

出生時:2000000個

思春期: 250000個

35歳: 50000個

40歳:     5000個

50歳:     1000個 悲しいくらいに減ってしまいますね(涙)

1000個を割る頃に閉経

この卵胞数は、減っても増えることはないそうです。(ショック)

卵子の数を調べるには?

血液検査で「抗ミュラー管ホルモン値」を調べるとわかる。

「卵巣年齢検査(AMH検査)」

費用:4千~1万円位

※ビタミンD、B、鉄を摂ると数値がよくなる可能性あり

※卵子の質はこの検査ではわからない(卵子の質は年齢とともに老化し、一度老化した卵子を若返らせることは難しい)→生活習慣を見直して防ぐ

更年期障害が起きる原因としくみ 

更年期障害の原因は?

①身体的ストレス(エストロゲンの急激な減少によるホルモンバランスの乱れ)

②心理的因子 性格など

③社会的因子 生活環境(仕事や家族)の変化

④男性ホルモン、甲状腺ホルモン、成長ホルモンの減少も関係する

 

原因①のしくみ

女性ホルモンは脳(視床下部&脳下垂体)と卵巣のやりとりで分泌される

 

視床下部「おい脳下垂体。って名前長いなワシもやけど。ホルモン出すよう卵巣に言うて」

⇒脳下垂体 武器(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)をつくる。「おい卵巣。この武器使ってホルモン出して」

⇒卵巣 卵巣内の卵胞からエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌

 

これが更年期になると

視床下部 「おい脳下垂体。って毎回言いにくいわ。いつものアレたのむ」

⇒脳下垂体 武器(卵胞刺激ホルモン、黄体形成ホルモン)をつくる。「おい卵巣。いつものコレや」

⇒卵巣 卵胞が少ししか無いため、ホルモン通常生産できず。

⇒視床下部と脳下垂体 「おい卵巣。なんでホルモン作らへんねーん」と怒り出し、大量に武器を放出

⇒体内の調整システム全てを混乱させる

⇒自律神経の乱れ

 

※視床下部はデリケート。ストレスで簡単に乱れる。

 

ってことは、健康的なマズイもの食べるより、体に悪い美味しいもの食べる方がストレスフリーでホルモン乱れないのかしら? 謎。

 

天然プロゲステロンが重要というアメリカの医師

エストロゲンよりも、天然プロゲステロンが重要というアメリカの医師ジョン・R・リー先生の著書

「医者も知らない ホルモン・バランス最新改訂増補版」

 

本書では、

  • 更年期になると、エストロゲンよりもプロゲステロンの方が大幅に減る
  • プロゲステロンは、経口で摂取すると肝臓でほとんど分解されてしまうため吸収率が悪い
  • 人工合成ホルモンは安全上の問題あり。製薬会社の儲けが大きい

などの理由から、天然プロゲステロンクリームをおすすめしている。効き目は個人差あるみたい。

※使用方法を守り自己責任で使うこと。

ジョン・R・リー先生の天然プロゲステロンクリーム

 

その他、本書で気になった点。

  • 環境エストロゲンが問題 →ホルモンバランスに影響する。乳癌、子宮癌のリスク。

石油化学製品(農薬・殺虫剤・界面活性剤、プラスチック製品など)。

環境エストロゲンは、エストロゲン作用が強く、脂肪に溶け、生分解されない。

経口的には動物性脂肪「肉・乳製品)から身体に入る

ホルモン剤の入ってない肉や乳製品、有機食品、自然なものを選ぶ。

  • 精製糖・精製炭水化物、加工品を避ける。
  • 大豆製品はフィチン酸を含まない発酵したもの(納豆、味噌など)がおすすめ。
  • 現在の農作物の栄養含有量が半減しているため、マルチビタミン摂取を推奨。など    

女性ホルモン活性化によい事リスト

  • 食事(旬・自然なもの、体を温めるもの、糖質控えめ、タンパク質多め)
  • 腎エネルギーを高める(漢方)
  • つねに姿勢を意識する
  • 骨盤底筋を鍛える
  • 筋トレ(筋トレ後の修復時間に成長ホルモン・女性ホルモン分泌が促進される)
  • 日光浴をする
  • 湯船に浸かる
  • マッサージ・ハーブ・アロマ・ヨガ・ストレッチなど
  • マインドフルネス(瞑想)、好きなことに没頭
  • サプリメント

上記の中から実践できるものを選択し、1日のスケジュールを立ててみようと思います。