色褪せた服をダイロン(DYLON)という染料で染めてみました。
結果的には、やって良かったのですが、ちょっとヤラカシましたので記録として残しておきます。
皆さまも「この服、色あせてきちゃったなぁ。でも破れたわけでもないし、できるならまだ着たい・・・」というご経験はありませんか?
きっとありますよね?
ね?
で、ふと思ったんですよ。自分で染め直しできないかしら?と。
調べてみたら、Amazonに衣類用の染料売ってました。わーい。
「ダイロン」という商品です。
ちなみに近くのホームセンターにも売ってましたよ。
私は真っ黒に染めたかったので「ベルベットブラック」を購入しました。
※私が購入した「DYON プレミアムダイ」は染まりにくい生地があるので、ご注意を↓
- 染まるもの:綿、麻、レーヨン (ウール、シルクはやや薄い染め上がりに)
- 染まらないもの:ポリエステル、アクリル、ナイロン、特殊加工が施されたもの
ということで、いざ挑戦!
綿100%のボレロを染めました。
とくに背面の色あせが気になります。ちょっと写真ではわかりづらいかも。
【用意したもの】
- ダイロン(プレミアムダイ) 25g(1袋の約半分)
- バケツ(汚れてよいもの。100均のん)
- ボウル(ステンレス)
- 厚めのビニール袋
- ビニール手袋(※本来はゴム手袋が必須)
- お湯(40℃)3L+250ml
- 塩 125g
- 泡立て器
- 温度計
ダイロン1袋(50g)でTシャツ2枚分染められるとのことで、半分の量を使用しました。
手順はamazonにも商品の袋にも記載されています。
【私がおこなった方法】
① ステンレスボウルに40℃のお湯(250ml)にダイロン(25g)を泡立て器で溶かす
② 鍋に40℃のお湯(3L)と塩(125g)を入れてよくかき混ぜる
③ バケツに厚手のビニール袋をかぶせ、そこに①と②を入れてよく混ぜる(※バケツもビニール袋も穴が空いてないか要チェック) これで染料が完成
④ ③に服を広げて入れ、染料がまんべんなく行き渡るように15分間しっかり混ぜる。その後45分間浸け置き(この間、ムラにならないよう時々かき混ぜる)
⑤ バケツの染料をお風呂場の排水口に、ソローっと少しずつ捨て(周りが汚れないように)、服を水で数回すすぐ(何度すすいでも染料が出てくるので、適当に終えました)
⑥ 洗濯機で脱水し、ハンガーにかけて日陰干し
※容器に色がついてしまった場合は台所用漂白剤をつけて洗うとよいそうです。
服を浸けて15分間混ぜるのが、なかなかしんどかったです。
写真ではわかりずらいですねー。実物はちゃんと黒くなってます^^
タグは綿100%じゃないので染まらないと思ったら・・・少し染まってしまい、汚れた感じになっちゃいました。メラミンスポンジでこすってみると少しマシになりました。漂白剤や洗剤で洗えばさらにキレイになるかも。まぁ着れば見えない箇所なので、あまり気にしてません^^
ちなみに、染めたあとに「カラーストップ」も使用すると、色持ちがよくなるようです。
それよりもですね・・・
なんと指まで染めちゃいましたww
これは薄手の「ビニール手袋」を使ったのが原因。服を染料をかき混ぜてる時に、中指の先に穴が空いてしまったようです。
説明書には「ゴム手袋」って書いてあったのに油断してました。バカ丸出し。
急いで石鹸で洗ったり、エタノールで拭いたりしましたが、なかなか取れず・・・
ひゃ〜〜取れなかったらどうすんの?!めっちゃ焦りました。
で、最後の手段としてメラミンスポンジでゴシゴシこすりまくってみましたら、
なんとかここまでキレイに。あーよかった!
こすりまくって皮膚がどうにかなるんじゃないかと思ったけど、その後はなんともなかったです。
完全に取れるまで数日かかりました。あせるでしかし。
ということで、指まで染めるというおバカな失敗をしましたが、それ以上に服がちゃんと染まったのが嬉しくて・・・体験してよかったです!
よい子のみなさまは、ちゃんと厚めのゴム手袋をご使用くださいね。笑