【マグネシウム洗濯 】汚れ落ちの効果は?【7通りの比較実験】

マグネシウム洗濯の比較実験用の布に付けた汚れ9種類

みなさま、こんにちは〜。

最近始めたマグネシウム洗濯の汚れ落ちを比較実験してみました。

なるべく合成洗剤は使いたくないなぁと思って、今までは

  • 手作りの廃油石鹸
  • ランドリー・クリーンリング(イオン電子の力で洗浄)

など試して来ましたが、洗浄力がイマイチだったり、数回洗濯するうちに黄ばんできたりで結局、合成洗剤に戻るというのを繰り返してきました。

で、今回始めてみたマグネシウム洗濯。

結論から言うと、ひどい汚れでなければ、マグネシウムだけで十分汚れは落ちますよ^^

で、どれだけ汚れ落ち効果があるのか気になったので、比較実験してみました。

使用したのは、純マグネシウム粒(ペレット)です。

マグネシウムが洗濯に良い理由は?

マグネシウムを水に溶かすとアルカリイオン水を生成する。

洗濯物の汚れは、皮脂が多く、皮脂は酸性

マグネシウムのアルカリと皮脂の中和反応を起こし、皮脂を分解するしくみ。

7通りの洗濯方法で比較実験

  1. 純マグネシウム粒+水
  2. 純マグネシウム粒+合成洗剤(半量)+水
  3. マグネシウム湯(マグネシウム入浴の残り湯 40℃位)
  4. マグネシウム湯+合成洗剤(半量)
  5. 合成洗剤+水
  6. 合成洗剤+お湯(40℃位)
  7. 水道水のみ

※マグネシウム湯=マグネシウム入浴の残り湯

マグネシウム入浴・純マグネシウム粒(ペレット)をバスタブに入れたもの

マグネシウム湯(純マグネシウム粒をバスタブに入れ、40分ほど経過したお湯を洗濯に使用)

※マグネシウムの効果を得るには、20~30分ほど水に浸けたほうがよいそうです。

以下の条件で実験を行いました

  • 純マグネシウム粒(ペレット)100g使用(洗濯物5kg以下でマグネシウム100gが適量)
  • 汗のついた服や下着と一緒に洗濯(洗濯物の重量は2kg前後)
  • ふきん(綿100%)を4等分し、汚れを付けて約2時間後に洗濯(汚れが付いてすぐに洗濯することはあまりないので、少し時間を置いた)
  • 布に付けた汚れの量は若干誤差あり
  • 標準モード(約35分)で洗濯
  • すすぎは水道水

布に付けた汚れの種類は?

  • 醤油
  • 手作りトマトソース
  • 胡麻油
  • カレー(ターメリック+オリーブ油)
  • コーヒー
  • 口紅(手作りリップ)
  • 眉墨
  • コンシーラ(ファンデーション)

の9種類。

ケチャップやソースも試したかったのですが、常備してないので、家にあるものでおこないました。

 

マグネシウム洗濯の比較実験用の布に付けた汚れ9種類

(上段左から)醤油、トマトソース、胡麻油  (中段)泥、カレー、コーヒー  (下段)リップ(口紅)、眉墨、コンシーラー(ファンデーション)

 

ということで、いざ実験!

※光の加減などで、それぞれの写真映りが若干異なりますがお許しください。

 

マグネシウム+水

マグネシウムペレット100g

マグネシウムペレット100gを洗濯機に投入

マグネシウムペレット入りの袋・チャックはしっかり閉めて

チャックはしっかり閉めて。でないと大変なことになりますw(経験者)

 

え〜、、、いきなり失敗ですw 

洗濯前に布の写真撮るのを忘れました。

最初の給水時にあわてて取り出し、ムリヤリ撮影(なので濡れてますw)ごめんなさい。。

マグネシウムペレット+水道水で洗う汚れ9種類が付いた布

マグネシウムペレット+水道水(洗濯前)すでに汚れが若干取れてますw とくに醤油

↓洗濯後

マグネシウムペレット+水道水で洗った汚れ9種類が付いた布

マグネシウムペレット+水道水(洗濯後)

布がボロボロになりましたwww

布の洗濯に選択をまちがえました(さむいシャレ) 気にせず、実験続けます。

カレー(ターメリック色素)、コーヒー、リップ(口紅)が若干残りました。

洗濯直後、リップ(口紅)部分の布が他の洗濯物と絡まったのか、クルンと巻き込まれた形になってたので、汚れが落としきれなかったのかも。

 

ファンデーションがべっとり付いたマグネシウム入り袋

ファンデーション(コンシーラー)がべっとり

ちょっとー。洗濯後、マグネシウムの袋に、コンシーラー(ファンデーション)が乗り移ってました。(濃く写ってますが、実物は肌色)これは汚れが取れたとは言えないのでは?(悲)

この袋の素材って、ファンデーション乗り移りやすいのかしら。

資生堂のカバー力あるネットリ系のコンシーラーなので、汚れが分解されにくかったのかもしれません。

マグネシウム+合成洗剤(半量)+水

合成洗剤は「花王フレグランス・ニュービーズ」(粉・柔軟剤入り)を使用。

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水で洗う汚れ9種類が付いた布

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水(洗濯前)

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水で洗った汚れ9種類が付いた布

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水(洗濯後)

カレーとコーヒーがうっすら残りました。上部が黒っぽくなってますが、影です。

それと、またまた乗り移ってました、マグネシウムの袋にコンシーラーちゃん。油剤が多く含まれてるせいか、水では十分落ちないのかも。

マグネシウム湯(入浴の残り湯)

マグネシウム湯で洗う汚れ9種類が付いた布

マグネシウム湯(洗濯前)

汚れを付けてから3時間ほど経過してしまったせいか、広がってぼやけてしまった汚れがチラホラ。きたなくてすみませんw

マグネシウム湯で洗った汚れ9種類が付いた布

マグネシウム湯(洗濯後)

やっぱりカレーが残りました。コーヒーは薄めに塗ってしまったかもなので、普通の濃さだったら多少残ってたかも。

 マグネシウム湯+合成洗剤(半量)

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)で洗濯する汚れ9種類が付いた布

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)洗濯前

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)で洗った汚れ9種類が付いた布

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)洗濯後

カレー、コーヒー、コンシーラーが若干残りました。醤油もうっすら。

ターメリックしぶといな。

合成洗剤+お湯

合成洗剤+お湯で洗濯する汚れ9種類が付いた布

合成洗剤+お湯(洗濯前)

合成洗剤+お湯で洗った汚れ9種類が付いた布

合成洗剤+お湯(洗濯後)

「マグネシウム湯+合成洗剤(半量)」と同程度の汚れ落ち。なぜか、こちらのほうが若干落ちてるような。

合成洗剤+水

合成洗剤+水で洗濯した汚れ9種類が付いた布

合成洗剤+水(洗濯前)

汚れ9種類が付いた布・合成洗剤+水で洗濯したもの

合成洗剤+水(洗濯後)

カレー、コンシーラー(右下)、リップ(左下)が残りました。

リップはネトっとして取り切れてなかった。コーヒーもうっすら。やっぱり水ベースは取れにくいのかも。

水道水のみ

水道水のみで洗濯する汚れ9種類が付いた布

水道水のみ(洗濯前)

水道水のみで洗濯した汚れ9種類が付いた布

水道水のみ(洗濯後)

え〜〜、、思ってたより、結構汚れ取れてますw なにこのオチはw

カレー、コーヒー、泥、リップ(口紅)が若干残ってます。

ただ、胡麻油の香りが少し残ってたのと、ファンデーションが布の左上のフチ(黄色部分)に乗り移ってます(写真ではわかりにくいですが)

やはり水ベースでは、油系は取れにくいですね。

洗濯後のニオイや柔らかさは?

どの洗濯方法でも、干して乾かした後の洗濯物のニオイはすっきり取れてました。(が、乾いた後に着ると間もなくニオイのするシャツがあるので、このことについては後日書きます。たぶん)

ちなみに、水道水のみで洗った布にごま油の香りが若干残りましたが、干して乾かした後は無臭になってました。

あと、マグネシウムのみで洗濯しても、けっこう柔らかく仕上がります。(柔軟剤を使った時ほどではないかもですが)

結論(まとめ)

7通りの実験結果をランキングにする予定でしたが、なんだか似たり寄ったりの結果となったので、やめました。笑

布と一緒に洗濯した衣類や、布に汚れを付けてからの時間経過が多少異なったりで、完璧な実験結果ではないかもですが、ざっくりまとめると、

  • マグネシウムだけでも十分汚れやニオイは取れる
  • マグネシウム洗濯は、柔軟剤ナシでも柔らかく仕上がる。
  • 皮脂・油などは、マグネシウムや洗剤使用の有無にかかわらず、お湯ベースの方が汚れ落ちが良い。
  • 一緒に洗濯する物や量によって、汚れ落ちが違ってくるかも。
  • カレー(ターメリック)はどの洗濯方法でも取れにくい。

 

ということで、今後はマグネシウム洗濯でいこうと決心しました。(大げさ)

ひどい皮脂・油汚れの場合は

  • マグネシウム湯(入浴の残り湯)
  • マグネシウム+お湯

ときには、洗剤をプラスして様子を見ようと思います。

※ちなみにお湯の温度は40℃〜50℃が良い(滅菌&洗濯機の耐熱温度)

 

マグネシウム洗濯は、洗濯槽もキレイになるし環境にも良いし一石三鳥^^

みなさまもマグネシウム生活いかがでしょうか?