みなさま、こんにちは〜。
最近始めたマグネシウム洗濯の汚れ落ちを比較実験してみました。
なるべく合成洗剤は使いたくないなぁと思って、今までは
- 手作りの廃油石鹸
- ランドリー・クリーンリング(イオン電子の力で洗浄)
など試して来ましたが、洗浄力がイマイチだったり、数回洗濯するうちに黄ばんできたりで結局、合成洗剤に戻るというのを繰り返してきました。
で、今回始めてみたマグネシウム洗濯。
結論から言うと、ひどい汚れでなければ、マグネシウムだけで十分汚れは落ちますよ^^
で、どれだけ汚れ落ち効果があるのか気になったので、比較実験してみました。
使用したのは、純マグネシウム粒(ペレット)です。
マグネシウムが洗濯に良い理由は?
マグネシウムを水に溶かすとアルカリイオン水を生成する。
洗濯物の汚れは、皮脂が多く、皮脂は酸性。
マグネシウムのアルカリと皮脂の酸が中和反応を起こし、皮脂を分解するしくみ。
7通りの洗濯方法で比較実験
- 純マグネシウム粒+水
- 純マグネシウム粒+合成洗剤(半量)+水
- マグネシウム湯(マグネシウム入浴の残り湯 40℃位)
- マグネシウム湯+合成洗剤(半量)
- 合成洗剤+水
- 合成洗剤+お湯(40℃位)
- 水道水のみ
※マグネシウム湯=マグネシウム入浴の残り湯

マグネシウム湯(純マグネシウム粒をバスタブに入れ、40分ほど経過したお湯を洗濯に使用)
※マグネシウムの効果を得るには、20~30分ほど水に浸けたほうがよいそうです。
以下の条件で実験を行いました
- 純マグネシウム粒(ペレット)100g使用(洗濯物5kg以下でマグネシウム100gが適量)
- 汗のついた服や下着と一緒に洗濯(洗濯物の重量は2kg前後)
- ふきん(綿100%)を4等分し、汚れを付けて約2時間後に洗濯(汚れが付いてすぐに洗濯することはあまりないので、少し時間を置いた)
- 布に付けた汚れの量は若干誤差あり
- 標準モード(約35分)で洗濯
- すすぎは水道水
布に付けた汚れの種類は?
- 醤油
- 手作りトマトソース
- 胡麻油
- 泥
- カレー(ターメリック+オリーブ油)
- コーヒー
- 口紅(手作りリップ)
- 眉墨
- コンシーラ(ファンデーション)
の9種類。
ケチャップやソースも試したかったのですが、常備してないので、家にあるものでおこないました。

(上段左から)醤油、トマトソース、胡麻油 (中段)泥、カレー、コーヒー (下段)リップ(口紅)、眉墨、コンシーラー(ファンデーション)
ということで、いざ実験!
※光の加減などで、それぞれの写真映りが若干異なりますがお許しください。
マグネシウム+水

マグネシウムペレット100gを洗濯機に投入

チャックはしっかり閉めて。でないと大変なことになりますw(経験者)
え〜、、、いきなり失敗ですw
洗濯前に布の写真撮るのを忘れました。
最初の給水時にあわてて取り出し、ムリヤリ撮影(なので濡れてますw)ごめんなさい。。

マグネシウムペレット+水道水(洗濯前)すでに汚れが若干取れてますw とくに醤油
↓洗濯後

マグネシウムペレット+水道水(洗濯後)
布がボロボロになりましたwww
布の洗濯に選択をまちがえました(さむいシャレ) 気にせず、実験続けます。
カレー(ターメリック色素)、コーヒー、リップ(口紅)が若干残りました。
洗濯直後、リップ(口紅)部分の布が他の洗濯物と絡まったのか、クルンと巻き込まれた形になってたので、汚れが落としきれなかったのかも。

ファンデーション(コンシーラー)がべっとり
ちょっとー。洗濯後、マグネシウムの袋に、コンシーラー(ファンデーション)が乗り移ってました。(濃く写ってますが、実物は肌色)これは汚れが取れたとは言えないのでは?(悲)
この袋の素材って、ファンデーション乗り移りやすいのかしら。
資生堂のカバー力あるネットリ系のコンシーラーなので、汚れが分解されにくかったのかもしれません。
マグネシウム+合成洗剤(半量)+水
合成洗剤は「花王フレグランス・ニュービーズ」(粉・柔軟剤入り)を使用。

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水(洗濯前)

マグネシウムペレット+合成洗剤+水道水(洗濯後)
カレーとコーヒーがうっすら残りました。上部が黒っぽくなってますが、影です。
それと、またまた乗り移ってました、マグネシウムの袋にコンシーラーちゃん。油剤が多く含まれてるせいか、水では十分落ちないのかも。
マグネシウム湯(入浴の残り湯)

マグネシウム湯(洗濯前)
汚れを付けてから3時間ほど経過してしまったせいか、広がってぼやけてしまった汚れがチラホラ。きたなくてすみませんw

マグネシウム湯(洗濯後)
やっぱりカレーが残りました。コーヒーは薄めに塗ってしまったかもなので、普通の濃さだったら多少残ってたかも。
マグネシウム湯+合成洗剤(半量)

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)洗濯前

マグネシウム湯+合成洗剤(半量)洗濯後
カレー、コーヒー、コンシーラーが若干残りました。醤油もうっすら。
ターメリックしぶといな。
合成洗剤+お湯

合成洗剤+お湯(洗濯前)

合成洗剤+お湯(洗濯後)
「マグネシウム湯+合成洗剤(半量)」と同程度の汚れ落ち。なぜか、こちらのほうが若干落ちてるような。
合成洗剤+水

合成洗剤+水(洗濯前)

合成洗剤+水(洗濯後)
カレー、コンシーラー(右下)、リップ(左下)が残りました。
リップはネトっとして取り切れてなかった。コーヒーもうっすら。やっぱり水ベースは取れにくいのかも。
水道水のみ

水道水のみ(洗濯前)

水道水のみ(洗濯後)
え〜〜、、思ってたより、結構汚れ取れてますw なにこのオチはw
カレー、コーヒー、泥、リップ(口紅)が若干残ってます。
ただ、胡麻油の香りが少し残ってたのと、ファンデーションが布の左上のフチ(黄色部分)に乗り移ってます(写真ではわかりにくいですが)
やはり水ベースでは、油系は取れにくいですね。
洗濯後のニオイや柔らかさは?
どの洗濯方法でも、干して乾かした後の洗濯物のニオイはすっきり取れてました。(が、乾いた後に着ると間もなくニオイのするシャツがあるので、このことについては後日書きます。たぶん)
ちなみに、水道水のみで洗った布にごま油の香りが若干残りましたが、干して乾かした後は無臭になってました。
あと、マグネシウムのみで洗濯しても、けっこう柔らかく仕上がります。(柔軟剤を使った時ほどではないかもですが)
結論(まとめ)
7通りの実験結果をランキングにする予定でしたが、なんだか似たり寄ったりの結果となったので、やめました。笑
布と一緒に洗濯した衣類や、布に汚れを付けてからの時間経過が多少異なったりで、完璧な実験結果ではないかもですが、ざっくりまとめると、
- マグネシウムだけでも十分汚れやニオイは取れる
- マグネシウム洗濯は、柔軟剤ナシでも柔らかく仕上がる。
- 皮脂・油などは、マグネシウムや洗剤使用の有無にかかわらず、お湯ベースの方が汚れ落ちが良い。
- 一緒に洗濯する物や量によって、汚れ落ちが違ってくるかも。
- カレー(ターメリック)はどの洗濯方法でも取れにくい。
ということで、今後はマグネシウム洗濯でいこうと決心しました。(大げさ)
ひどい皮脂・油汚れの場合は
- マグネシウム湯(入浴の残り湯)
- マグネシウム+お湯
ときには、洗剤をプラスして様子を見ようと思います。
※ちなみにお湯の温度は40℃〜50℃が良い(滅菌&洗濯機の耐熱温度)
マグネシウム洗濯は、洗濯槽もキレイになるし環境にも良いし一石三鳥^^
みなさまもマグネシウム生活いかがでしょうか?