年齢を重ねると眉毛って薄くなってきませんか?
私はココ1、2年で急に薄くなってきました。薄くなったというより細くなった感じ。横幅は変わらないけど、縦幅がなくなってきた。昔は眉毛ボ〜ン(古い?)の太眉で困ってたほどなのに。
で、眉を描く面積も大きくなり、急いでる時なんかは軽くイモト眉になったりw なんだかキレイに描けないんですよね。
眉だけでなく、ファンデ、アイライン、チークやリップ・・・全て適当。メイク時間は5分ほど。そんな適当メイクなゆえ、夏はすぐに崩れますw
で、ちょっとメイク方法を勉強し直そうかなと、↓この本を読んでみました。
ヘアー&メイクアップアーティストである長井かおりさんの著書。
100ものメイクテクニックが記載されてます。
テクニックを身につけると忙しい日々でも、顔色の悪い朝でも、年齡による変化も、怖くありません。
正しいテクニックを身につけると、メイクが崩れることもなく、高いコスメを買う必要もなくなる。
だいたいの人の顔は色々な系統がミックスされているので、顔のタイプ別とか年齢別とか細かく提案するのは難しいとのこと。
なので、長井さんが教えてるのは、細かいことは気にしなくてもいい、誰もが似合うメイクだそうです。

これは40代、50代女性でも身につけておいて損はなさそうですよ♪
ということで、取り入れたいテクニックや印象に残った箇所を、お手入れ順に書いてみました。
スキンケアはツヤが命
美人の条件は「白い肌」から「ツヤのある肌」へ。
顔に一番必要なのはツヤ。日中のツヤには、朝のスキンケアが重要。
美容液が一番ツヤを出す(お金をかけるなら美容液)
【手順】ミスト化粧水→化粧水→美容液→乳液
- 顔を洗って1秒以内にミスト化粧水(乾かさない&ふやかす)→その後、化粧水を塗る「ダブルローション使い」
ちなみに、いま私が気に入って使ってるミスト化粧水↓

【どんな化粧水がよい?】
- 保湿力が高く、とろみが少ないもの
- 高いものより、安くてジャブジャブ使えるもの
【化粧水の塗り方】
- 手のひら全体を使う
- こめかみ、もみあげ、耳の後ろ、アゴ下、首まで塗る
- たたく、こするはダメ。コットンはおすすめしない。
- 目を開けたまま化粧水を塗ると目尻のシワが消える(目を閉じるとまつ毛が邪魔をする)
- 目を開け上を向き、鼻下を伸ばし 粘膜近くまで付ける。ムンクの叫びのように口を伸ばし、口元の際まで塗る。


ヘン顔デ塗ッテクダサイネ。顔ノ体操ニモナリマスヨ。
下地は必要なところだけ
下地は必要なところだけ塗る。
- 目の周り(くすみやすい部分)ピンク系がよい
- 小鼻、小鼻の脇、Tゾーン、あご(崩れやすい箇所)ファンデがピタッとくっつきやすくなる。
ファンデーションは頬メイン
- ツヤ感を出すためリキッドを使う(最後の仕上げにはパウダーを使う)
- 暗めの色を選ぶ(明るめのファンデは白浮きしやすい)
- 頬だけにたっぷり塗る(いわゆる 美肌ゾーン:目の下〜頬骨の高い所〜こめかみまで)ツヤ&立体感が出て、シミやソバカスが気にならなくなる
アイシャドウはブラウン系
- アイシャドウはブラウン系(オフホワイトが入ったもの)のみでよい。
- 「ホリをつくる」ブラウンのアイシャドウで影をつける。指でぼかすのがベスト。
ビューラーで1ミリでも上げる
まつ毛エクステやつけまつ毛、マスカラなど、劇的に目を強調するアイテムは、不自然に見え、変に目立ってしまう。なので、自分のテクニックに頼る。まつ毛を1ミリでも上げると目を大きく見せることが出来る。
①根元を軽く挟み、ビューラーの上のカーブを眼球のカーブに差し入れるように押し付けて根元を1ミリでも深く挟む。肘を上げて手首をしっかり返していくことがコツ。
②数回に分けて上に向かって挟み、最後は手首を天井の方に向かせる。
動画ありました↓
※すぐに身につくほど簡単ではない。


ホントむずかしい〜まだ慣れません・・・
アイラインはまつ毛の間を埋める
- ブラックが基本色(はっきり大きく見せる)
- まつ毛の間をペンシルで埋めなきゃ意味がない(まつ毛の下から打つように埋める。打った後は綿棒でぼかす)
- まつ毛の生えている上に引くと目が小さく見える


↑コレ私です^^ しかも太めに引いてしまう
まつ毛の間は粘膜ギリギリのところなので、あまりアイライナー使いたくないのですね。なので、長井さんの方法に逆らうことになるけれど、まつ毛の生えてるギリギリ上に、いつもより細めに引こうと思う。
- 目にインパクトを持たせたい時は「目尻のハネ上げ」
リキッドアイライナーを使う。キレイに引くには目を開けたまま。


目を開けたままって結構むずかしい。最後には目を閉じて描いてしまう・・・これも慣れかしら?
涙袋は何歳になっても
涙袋メイクは、年齡に関係なく取り入れたいテクニック。
- 目を大きく見せ、目元のくすみをカバーする
- オフホワイトがおすすめ
マスカラはブラシの首を折る
マスカラを使う場合は、ブラシの首部分を30℃折り曲げると、まつ毛の角度にフィットし、まぶたや目の下にマスカラが付きにくくなる
眉はオマケ
- 目を大きくキレイに印象づけるアイメイクが一番大事で、眉はおまけ。眉は思い出せないぐらいがちょうどいい。
- 眉は自然体が一番。(そのままでよいということではなく、ナチュラルに仕上げる)
- 眉山は黒目の外端の位置にする。
- 眉尻と眉頭を同じ高さにする。
- パウダータイプがおすすめ。パウダーを載せた回数分、スクリューブラシでなぞる(皮膚とパウダーがなじむ)。5回のせたら5回なぞる を繰り返す


眉はその人の内面がいちばんよく表れるパーツなので、形を整えると「本当はどんな人か」わからなくなるらしいですよ。


お前もわからんで。
チークは若返るのです
若く見せるコスメは、チークしかない。チークを忘れると一気に老ける。
長井さんは「入れるのを強く強くおすすめします!」とのこと。


絶対入れます!!
- チークは2種類使う。クリームチークを塗ってからパウダーチークを塗ると、くっついて落ちにくくなる。
- 日本人が絶対外さない色:アプリコット、サーモンピンク(リップも同色)「黒目の真下、小鼻より少し上」にブラシを当てて 丸く円を描くように入れていく。確実に入れるには、笑って盛り上がる位置が定位置。
リップは最後に指でなぞる
- グロスルージュがおすすめ(ツヤと発色)
- アプリコットかサーモンピンク(日本人に合う色。チークと同色。オレンジを感じる色がよい)
- 隠れワザ→唇の山にパールホワイトかパールピンクのアイシャドウ(立体感が出てセクシーになる)
パウダーファンデ(最後の仕上げ)
最後の仕上げは、パウダーファンデで(落ちないメイクで一番大切)
2種類のパウダーを使う 。
まず、ルーセントパウダー(おしろい):皮脂をおさえる。小鼻・小鼻の脇・Tゾーン、あご(崩れやすい4箇所)のみ
次に、ミネラルパウダー:ツヤを出す(限りなく薄く付けるため、筆を使う)ルーセントパウダーをのせたところ以外にのせる。
※ファンデーションの工程で顔全体に塗ってるものはない。必要な箇所に必要なものだけ塗る(美人に見せるための秘訣)
涙袋にパウダー(最後のおまじない)
- 涙袋に、しっかりパウダーを塗る
涙袋はファンデが顔を出しやすいので、しっかりパウダーをつけておく。マスカラやアイライナーの色が溶けるのを防ぐ。どんなパウダーでも、アイシャドウのベージュでもなんでもOK。


これでメイクは完成!
ヘアケア(ゆるっと感を出す)
- 頭皮の健康の基準は「青白い」
- パドルブラシを使うと顔が引き上がる(クッション性が高く頭皮に負担がかからない)
- 手でマッサージもよい。こめかみ、耳裏、襟足も
- 分け目は毎日変える(薄毛の原因になる)
- サラサラヘアは老けてみせる。癖ひとつないストレートは古い
- 髪の毛に欠かせないのは「ゆるっと感」
美人はコームやブラシを使わず、手を使う。ラフなエアリー感のある髪は好感度が高い。
ラフな髪づくりに、少量のバームにワックスを混ぜたものを使うとよい。
※バームって?=自然な素材(シアバターやみつろう)で作られたものが多く、ボディやリップにも使えるもの。少量でツヤ・ウェット感が出る。
いま私が使ってるのは「アロマキフィ」のヘアバター。ラベンダー&ベルガモットの香りがほどよくて気に入ってます。
ボディにも使えるので、これもバームになるのかな?イマイチわからん。これがなくなったら、シアバターを使って手作りバームを一度作ってみようと思います。
まとめ
早速、家にあるもので、できることから挑戦してみました。
- ファンデの塗り方
- 眉の描き方
- ビューラーの使い方
- アイラインの描き方
- チークの入れ方
- 涙袋の描き方
- リップグロスの塗り方
メイク法を少し変えるだけで、別人になりましたよ。ビックリ。なんか楽しくなってきた^^ 一言で伝えにくいですが、いつもよりナチュラルでスッキリした感じになりました。
メイクは日々の積み重ね。すればするほど上達するんですって。
これからは、長井さんの方法や他の情報も取り入れて、自分に合ったメイク法を見つけていきたいと思います。
私のようにチャチャッと適当にメイクを済ましてる方は、一度きちんとメイクしてみると、別のアナタに出会えるかも♪楽しくなりますよ〜きっと^^