昨日は急な大雨にビックリ。雨の日の湿気って髪には大敵ですよね。髪がウネってアホ毛も全開。若い時はそんなことで悩まなかったのにな…笑。
で、Amazonで目に止まったこのタイトルの本↓
「髪 女 本」で検索すると一番最初に出てきました。
「女の運命は髪で変わる」
約4万人のヘアスタイル撮影を行ってきた佐藤友美(さとゆみ)さんの著書。
本を開いたとたん、飛び込んできた文章が衝撃的だった。
「あなたの印象を決めるのは、実は、髪です。」
え、顔なんじゃないの?と思った私。
メイク、服、ダイエットや話し方よりも・・・髪なんだそうです。
約7割の日本人女性は、髪の優先順位が低く、損をしている人が多いとのこと。
ファッション誌に関わるプロや、世の中の美人オーラをまとっている女性たちは、髪の大切さをよく知っているそうですよ。
著者のさとゆみさんは、若かりし頃、顔はともかく髪だけは大事にしようと美容院に2ヶ月に1回は通うようになってから、仕事もプライベートも突然順調に滑り出したそうです。
髪は顔に比べて、すぐ見た目を変えられるのが良いところ。
早速、印象に残った箇所をピックアップ。あと、ネット情報で髪に役立ちそうなものも加えてまとめてみました。
年齡よりもずっと若く見える髪(3つの特徴)
①ボリューム ②ツヤ ③白髪が目立たない
3つとも、40代、50代女性が悩み出す要素ですね。
女の顔は前髪で決まる
- 顔の印象は顔周りの毛で決まる(なかでも前髪が一番重要)
髪型を変えた時に一番気づかれやすいのが前髪。
①分け目は真ん中よりサイドのほうが色っぽく見える
②大きな目のほうをはっきり見せると両目とも大きく見える
若く見える分け目の入れ方
- 分け目をクッキリつけない方が若く見える
- 分け目は、頭の中央に向かって斜めに入れる(4:6や3:7の場合)
- ボリュームを出す
【ボリュームの出し方】
- 生えグセに逆らって乾かし、ボリュームを出す。
- 分け目の髪を、後ろから前に持ってきて根元を乾かすと、ボリュームが出る(ネット情報)
- トップに指を立てて、髪の根元をこすりながらドライヤーの熱を当ててボリュームを出す(ネット情報)
- いつもの分け目より5ミリ外側の髪を反対側に移して分け目を隠す方法も(ネット情報)
髪で顔をカモフラージュ(顔の大きさやシワ)
- 髪のツヤで顔のシワやアラが隠せる(コレ重要ですね。ツヤ感出さないと笑)
※ツヤを優先せず、軽さと柔らかさを優先させたパーマやクセを活かしたヘアもよい
- ほお骨を命毛(いのげ)で隠すと痩せて見える
※命毛=顔をほっそり見せる顔まわりの毛
- ひし形で小アタマに
顔を正面から見て、髪型がひし形になるようにすると頭が小さく見える。①トップを高く ②耳横にボリューム ③耳横から下は幅をせまく
※ショート&ミディアムでは、この「ひし形」にすることで、より若くみえる(ネット情報)
後頭部にボリュームを出すと知性的に見える
滝川クリステル、安藤優子etc
後頭部にボリュームを出すことで、あっという間に出世した人や、クレームを言われにくくなったCAなどもいるらしい。
白髪対策
- 白髪染めは明るいカラーにする。
肌映りをきれいに見せてくれ、白髪もぼかしやすい。さらにハイライトを入れると、より目立ちにくくなる。
- 顔周りの髪を前方向に乾かす
正面から見た時に根元が見えないので、生え際の白髪が目立ちにくくなる。
- 市販のカラーリング剤は傷みやすい
一番髪が染まりにくい人に合わせて作っている強い薬剤なので、傷みやすい。
※美容院のカラーリング剤は、根元〜中間と中間〜毛先で違った薬剤を使う
お手入れ編
朝活よりも夜活
- 夜シャンの方が髪に優しい
シャンプー後、皮脂が分泌されるまで5~6時間かかるため、朝シャンして外出すると、紫外線などの影響をもろに受けてしまう
- 髪が決まるかどうかは、当日の朝ではなく、前日の夜にかかってる
夜シャンプーをしたあと、すぐに髪を乾かし、綺麗にクセをとってブローして寝ることを習慣づけると、翌朝ほとんどやることがなくなる。
【乾かす方法】
- まずは根元から。上から下に向かって乾かす。ウロコ(キューティクルの例え)を整えるには上から下にドライヤーを当てる。下から当てるとウロコがめくれ上がる。
- 髪の量が多い人、長い人は内側から。(外側の毛が邪魔ならクリップなどで留めて)
- おさまりを良くしたい場合は、髪の中間〜毛先に保湿系のヘアオイルかクリームをつけてから。
アホ毛・老け毛対策
【アホ毛対策】 毛は熱が冷めた時にクセが付くので、アホ毛にドライヤーで熱を加えて、しばらく手の平でおさえておくとアホ毛が立ちにくくなる。(これはネット情報です)
【老け毛対策】老け毛=顔周りに落ちた1本の毛
毛を指ではさんでまっすぐ引っ張り、根元に熱風を10秒→冷風10秒(アホ毛にも応用できる)
シャンプーで気をつけること
- シャンプーで頭皮を洗う
髪ではなく頭皮。頭皮を洗ったシャンプー剤を流す時に、髪も一緒に洗ってくれる。髪はゴシゴシ洗うとキューティクルが傷む。
- 指を地肌から離さないままマッサージ
耳の後ろの(太いリンパが通ってる)頭皮をマッサージすると老廃物が流れやすくなる。
(私は指で地肌をこすりまくってましたw)
- トリートメント剤よりシャンプー剤にお金をかける
トリートメント剤の成分にあまり差はない。
似合う髪より、なりたい髪
- なりたい自分がしてそうな髪をイメージする
理想の知り合いや芸能人、アニメキャラなど。その髪が手に入ると、メイク、服装、話し方、振る舞い、性格さえも変わっていき、理想とする自分に近づいていく。
- あなたに似合う髪型はコレ!といったものは存在しない
10〜100通りもある。その中から自分が自信をもてる「定型」の髪を1つ手に入れる。
- 美容院では自分の希望をちゃんと伝えること
なりたい髪型の写真を3〜5枚ほど持っていくと、美容師さんになりたいイメージが伝わりやすい
ちなみに、私の理想の女性は・・・
卑弥呼 (黒い部分が髪)
峰不二子
どっちもめんどくさそうな髪なんですけどw 卑弥呼は見た目がそうなりたいワケじゃないので、ちょっと違うか^^ 他の理想像を見つけなきゃ。
本書の「おわりに」を読んで
最後に、抗がん剤治療で脱毛に苦しんでいる方へ医療用ウィッグをフィッティングしてあげると、喜んで涙を流す患者さんがほとんどであったり、亡くなる前に多くの人が髪を切りたいと願うといったことが書かれてあり、ちょっとウルッとなりました。
やはり「髪は女の命」なんですね。もう髪が生えてるだけでも幸せ。髪を大切にしていこうと思わせてくれる一冊でした。
まとめ
私は基本「セルフカット」で、シャンプーも「石鹸シャンプー&クエン酸リンス、ときどき湯シャン。気が向けば市販のトリートメント」といった感じなのですが、この本を読んで、久しぶりに美容室に行ってみようと思いました。
以前は美容室に行ってましたが、セルフカット技術が向上した(つもり)なので、最近行ってなかったのです。
やっぱプロには敵いませんし、久々バッチリ整えてもらおうかと。しかし最近セルフカットしたばかりだった・・・来月にでも予約しようと思います^^
その前に「なりたい自分」の写真を用意しなきゃ。卑弥呼と峰不二子以外・・・誰にしようか悩む♡